ビタミンKは止血や骨作りのために重要な役割があります。
骨粗しょう症の予防・治療薬として使われる一方で、血液さらさらの薬(ワーファリン)の働きを弱めてしまいます。
そんなビタミンK、野菜や納豆からとりやすいことをご存じですか?
ビタミンKの働き
ビタミンKの摂取量
ビタミンKを多く含む野菜・食材
ビタミンKの効果や、多く含まれる食品を知ることで、食事バランスを意識することができますよ。
一人暮らしで栄養が偏りがち…
家族の健康を考えたい…
なんて方、ぜひ読んでいってください♪
↓野菜からとれる栄養素の紹介記事はこちら↓

ビタミンKの役割

止血する物質の成分
吸収されたカルシウムを骨に沈着する(骨粗しょう症の予防・治療薬)
「血液をさらさらにする薬(ワーファリン)」を服用していたり、血栓症があり「血液凝固を抑える薬」を服用している場合は薬の作用を弱めてしまうため、ビタミンKの摂取を制限されることがある
1日の摂取推奨量、上限量

厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020」では、ビタミンKの1日推奨量は成人で「150μg」
過剰症の心配はほとんどなし
・通常の食事で不足の心配ない
・出血しやすく、止血しにくくなる
・骨へのカルシウム沈着が悪くなるので骨がもろくなる
・新生児は頭や頭蓋内での出血を起こすことがある
ビタミンKが多い食べ物

・緑色の野菜や海藻に豊富
・納豆やチーズなどの発酵食品に豊富
野菜ランキング

春菊やモロヘイヤはそんなに量が食べれないかもしれませんが、ビタミンKトップクラスの野菜です♪
多く含まれる食材


ビタミンKは「加熱に強く」「油に溶ける性質」があるので、油を使った料理で吸収率アップ!
まとめ

ビタミンKは「止血」「骨作り」の役割
ホウレンソウやブロッコリーでとりやすい
油で加熱料理がオススメ
〈参考文献〉
・厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020」
・文部科学省「食品成分データベース」
・一生役立つきちんとわかる栄養学,飯田薫子・寺本あい監修,(西東社)